動画を撮影する場合に気をつけなければならないものとして、肖像権や著作権などの権利の問題があげられます。
これらの知識を持たずに映像を撮影して公開した場合、たとえその気がなかったとしても、「何らかの権利を侵害する違法な動画」ということになりかねません。
動画制作を行う場合には、どのような権利の問題が起こりそうかをあらかじめ知り、それらの権利を侵さないように注意する必要があります。
特に野外撮影ではこうした権利などについて知っておくとトラブルにはなりにくいです。
肖像権について
動画を撮影する際、特に屋外の場合は移りこんだ風景や建物、人物に肖像権が発生する場合があります。
肖像権とは、人の顔やキャラクターデザイン等の権利を指します。
動画を撮った際に、撮影と無関係な人の顔やキャラクター等が写っている動画を撮影しアップロードをしてしまうと肖像権の侵害になってしまう場合があります。
また、店舗の看板なども肖像権の対象になりますので注意が必要です。
もし、撮影時に映ってしまった場合は、その部分をカットやモザイク処理などが必要になる場合があります。
著作権について
動画を制作する場合に音楽を使いたいと思いますが、他人が作成した音楽を使用する場合には著作権が発生する場合があり、無断で使用することはできません。
つまり、有名な歌手や曲等を無断で使用することは著作権の侵害に当たります。
音楽が使いたい場合は自分で作曲をするか、著作権フリーの音源を使って頂くことが望ましいです。
著作権フリーの音源についてはよくある質問>フリー素材についてをご覧ください。